そのまんま10  ご感想

日程:2015年8月9日(日)
会場:大塚かるた記念会館にて
○なにをやったのか あまり覚えていないんです・・・



Sさま

S様より、直筆のご感想をいただきました。

ありがとうございます。温かみをを感じます。粋ですねぇ(嬉)。



*その後、追加でご報告をいただきました。

先日の脱力&ユラユラのお蔭?

久しぶりのゴルフでも、超いいスコアでまわれた~~

今までより、上半身の力が更に抜けて、身体が楽チンだったような気がします。

チョイとお礼を言いたくて!ありがとうございます。


*それはよかったです ^_^ 

そう、「力が抜けていること」はそういうこと(ここでは超いいスコア)を生むんですね。

ご報告ありがとうございます。


Harimanが最初にヨガを教えていただいた望月勇先生の著書にも、ゴルフのエピソードが書かれていたことを思い出しました。(「気功の真髄は、力を抜くこと」より 『いのちのヨーガ』平凡社 )


ある男性がひどい腰の痛みで、寝返りも打てず、会社も2週間ほどお休みしていたそうです。

望月先生が呼ばれ、1回目の施術で寝返りが打てるように、2回目で立てるように、3回目で歩いてトイレに行けるまでに。


その翌日、名誉あるゴルフの大きな大会があり、ひどいぎっくり腰のあとでしたが、その男性は参加されたそうな。

「参加できるだけでありがたい」と、おそるおそる力を抜いてプレー…実際は腰をかばうため、力を入れようにも入らず、肩にもどこにも力が入らなかった…


で、なんとその男性は優勝してしまいました。

一番驚いたのは本人だったそうで、優勝など夢のまた夢の大会だったから。


望月先生いわく

 「期せずして力が抜けたことで・・・優勝。力が抜けること、力を抜くことのすごさをまざまざと知らされた」。


・・・力が抜けていることの大切さ。

「気功やヨーガの秘訣は、心身の力を抜いて動作を行うことです」(望月勇さん)




S様への返信

脱力(リラックス)されてましたねぇ。

瞑想後の「え。どっちが左足だっけ?」も名言でしたねぇ(笑)。

「左や右」という区別・分類、時間の感覚が薄れてました。


心も頭も体も空間も時間も、やわらかくひろがってまるごとひとつだったのかも知れませんね。


あっという間の4時間でした

ちなみに、そのまんまの会の3~4時間が「あっという間だった」と感想を述べられる方がたくさんいらっしゃいます。(また、「何をやったのかあまり思い出せない」という声も)


参考までに、望月勇さん著『いのちのヨーガ』平凡社より「リラックス」についての文章を載せさせていただきます。

*望月先生は、私が一番最初にヨガを教えていただいた方です。


 

◎意外に思うかもしれませんが、何百とあるヨガのポーズのなかで、一番難しいのがリラックスのポーズなのです。

 

そもそも、リラックス(RELAX)とは、どういうことでしょう。


「リ」(RE)は「再び」、「ラックス」はラテン語で、「ゆるんだ」の意で、「リラックス」は「再びゆるめる」という意味です。


では、何を、再びゆるめるのでしょうか?


私たちは、言語を覚えて世界を見たときから、時間を感じ始め、時間を意識することで緊張が生まれるといいます。


したがって、時間のない意識状態になることができて、はじめて本当のリラックスができるというわけです。


時間のない意識状態とは、言葉を覚える以前の赤ん坊の頃や、アニミズムの意識に相当します。

 

そう考えると、「リラックス」の「リ」は、再び時間のない原初の意識へ還る、つまり再び宇宙へ還ることを指し、リラックスは、宇宙と一体になることを意味しているのです。



メニュー

◎初めのほぐし

・ゆらゆら揺れたり、背伸びしたり、肩甲骨ほどいたり

・眼、こめかみ、額、頭にやさしく触れる

・耳ひっぱりで頭・首ほどき

・ひとつひとつ丁寧に息を吐く

・丹田回し

・足クロスゆらゆら

・骨盤を整える動き

・腰を労わる動き

・首の脱力(全身の脱力)

 

◎ペアを組んで

・赤ちゃんの姿勢のままでのゆすり

・寝にょろ

・骨盤からのゆすり(深いところまでほどけます)

・仙骨からのゆすり

・背中のっけ(背中のほぐしハードヴァージョン)

 

シャバアーサナ(休憩)


◎呼吸

・ハートをひらく動き

・完全呼吸

・528Hz音叉によるトーニング〜瞑想


お茶休憩

 

◎共鳴

・気(プラーナ)の流れを整える耳ツボ体験&Oリングテスト

・ハートの共鳴の体験・体感

・指と掌の共鳴

・目を見ての共鳴

 

静寂・瞑想 

 

終了

*逆立ちはメニューではありません(笑)主催者の気合い入れのポーズです。



Harimanより

参加者は毎回参加してくれる方と、FACEBOOKを見て申し込んでくれた初めての方の二人。

少ないながらもとても充実した時間でした。

ほどかれひらかれていく過程では、涙が流れたり、笑い声、鼻水、ヨダレ(笑・これは僕だけ)あり・・・。

 

また、今回はいつもより少し長めに「共鳴」の時間をとりましたが、なぜか意味もなく嬉しくて、笑いだしたり。そうかと想えば、手法を変えると静寂の漲った「不動」感を覚えたり・・・ただ、美しかったり。

最後の方は、みんなあまり話さず、沈黙が・・・。

 

(おまけ)僕と共鳴をやる方は、どういうわけか「楽しくなってくるぅ」といってよく笑いだされます。今回もそんな感じでした。

また、シェアの際に「ガネーシャが楽しそうに踊ってるみたい」とつばささんに言われました。「ガネーシャ」と言われたのは、共鳴に限らず時・人・場所を違えてこれで3人目です(笑)


ご参加していただいたお二人、つばささん、ありがとうございました。


つばさより

とても濃く充実した回になりました。

参加者の方は2名だったのですが、笑いあり、涙あり、静けさあり・・・。


ご参加者の方がたの表情が晴れやかになって。とても明るく、寛いだ雰囲気の回でした。


おかげで、主催でありながらメニューがちょっとよく思い出せないのです。

それくらい、左脳が働かなくなっていたということですね。


ご参加者の方も、中盤あたりで、「あれ???前半に何をしたか忘れちゃった!?」と声を漏らしていました。


私個人としては、「完全呼吸」が大好きで。

これは、腹(丹田)~胸(ハート)~すべてを呼吸で満たしていく動きなのですが。


いつも身体ほぐしでは、「からだ」を「海(生命のゆりかご)」のように感じますが

完全呼吸では大空になったように感じます。


呼吸のたびに、からだという空洞に、虹がかかって、ぽっかりと浮かぶ雲がおどって、空が姿をあらわす。


わたしが、大きなおおきな空になる。


そうやって、ほんらいののびやかな「そのまんま」を体感して。


声をひびかせたり(トーニング)、共鳴をする(意識としてのわたしを思い出す)。


今回の共鳴は、新しいやり方を試してみて。

すばらしかった~。


ご参加のみなさま、本当にありがとうございました。